仮想通貨交換業者としての登録を正式に完了したことでさらに期待が高まっている仮想通貨取引所「楽天ウォレット」は、2019年4月15日から「新規口座開設の申込受付」を開始し、今年6月から本格的にサービスを開始する予定であることを2019年3月29日に発表しました。
新規口座開設の申込受付「2019年4月15日から」
楽天ウォレット株式会社は、2019年3月29日に公開したプレスリリースで「2019年6月の仮想通貨取引サービス開始に先立ち、4月15日から新規口座開設の申込受付を開始する」と発表しました。
同社が提供する仮想通貨取引サービス「楽天ウォレット」は、ユーザーが場所に縛られることなく気軽に仮想通貨を取引できるようにするために「スマートフォン向けアプリ」を提供する予定だとされており、ユーザーからの問い合わせにもいつでも対応できるようにするために人工知能(AI)の技術を採用した「自動応答チャットサービス」も導入していると説明されています。
また、顧客から預かっている資産は「原則としてコールドストレージと呼ばれるオフライン環境下で管理する」とも伝えられているため、ハッキングなどのサイバー攻撃にも高い耐性を備えていると期待できます。
「DeCurret」「TAOTAO」はすでに登録受付を開始
日本の仮想通貨業界では「新サービスの開始」に関する発表が相次いでいます。楽天ウォレットと共に「仮想通貨交換業者」の登録を完了した「DeCurret(ディーカレット)」は、2019年3月27日から新規登録の受付を開始しており、2019年4月16日には正式に仮想通貨取引サービスが利用可能になると伝えられています。
また、ヤフー株式会社の子会社が出資していることでも話題となっている仮想通貨取引所「TAOTAO(タオタオ)」は、2019年3月25日から「事前登録受付」を開始しており、今年5月には実際にサービスを開始する予定であることを発表しています。
「DeCurret」と「TAOTAO」はサービスの開始に伴い、新規登録などといった特定の条件を満たしたユーザーに対して「仮想通貨や現金をプレゼントするキャンペーン」を開催しています。このようなこともあり、現在は多くの人々がこれらの仮想通貨取引所への登録を行なっていると予想されます。
また、既存の仮想通貨ホルダーだけでなく「初めて仮想通貨を購入する」といったユーザーも新たに参加するきっかけになるとも考えられるため、これら一連の流れの中で日本国内の仮想通貨市場がさらに活発化すると期待されます。「DeCurret」や「TAOTAO」「楽天ウォレット」などの正式なサービス開始には今後もさらに注目が集まります。
参照元: https://bittimes.net/